デジタルサイネージ基礎知識
デジタルサイネージとは?仕組み・活用方法・メリットまで解説
2023.08.24
写真や文字に加えて映像や音声を用いたコンテンツによって情報発信ができる「デジタルサイネージ」。
駅の構内や商業施設、飲食店、フィットネスジムなど、さまざまな場所で導入されているのを目にする機会も多いはずです。
しかし、「デジタルサイネージって一体何なの?」「どんな使い方があるの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。
今回の記事では、デジタルサイネージについて仕組みや活用方法を詳しく解説します。
デジタルサイネージとは
デジタルサイネージは、駅の構内や商業施設、飲食店の店頭、オフィスなどに設置して、映像や音声を用いたコンテンツによって情報を発信できるシステムです。
「サイネージ」が英語で「看板、標識」を意味する言葉で、それにデジタルの要素が加わったものといえます。
デジタルサイネージは、単なる商品の宣伝や広告で使われるだけでなく、幅広い機能を持っているのも特徴です。
例えば、施設を訪れた人たちを案内する機能を持っていたり、サービス内容の説明やタイムリー性の高い情報を流したりなど、用途は多岐に渡ります。
単なるポスターや看板の役割を超えて、高い効果を発揮するのも魅力で、設置場所やコンテンツの内容に応じて多様な価値を提供しています。
AIカメラを利用したデジタルサイネージもある
「デジタルサイネージ=映像や画像をディスプレイで流すだけ」と思っている方も多いですが、最近のデジタルサイネージには、情報発信に留まらないさまざまな機能があります。
例えば、最新のデジタルサイネージには、AIカメラが搭載されており、利用者の属性を判断しておすすめのコンテンツを表示できます。
ただ同じ情報を発信するのではなく、利用者の属性に応じてピンポイントの広告や宣伝を行えるなど、訴求力をより高める使い方が可能です。
その他にも、デジタルサイネージにタッチパネルを搭載して、利用者に操作させることで双方向のコミュニケーションを生み出せるタイプもあります。
利用者の操作履歴を分析することでどんな情報が求められているかなどのマーケティング活動に役立てられるでしょう。
デジタルサイネージの仕組み
デジタルサイネージには大きく分けて2つの種類があります。
| スタンドアロン型 | 動画データの入ったUSBなどをディスプレイに差し込んでコンテンツを再生する |
| ネットワーク型 | クラウドサーバーなどのネットワークに接続をして、表示するコンテンツを配信する |
それぞれのタイプで運用方法やメリット・デメリットが異なるので、利用環境に応じて選べるようにしてください。
スタンドアロン型
スタンドアロン型は、ディスプレイ本体にUSBメモリなどの記憶メディアを差し込んで映像を再生するタイプです。
ディスプレイと映像データの入ったUSBなどがあれば導入できる手軽さが魅力で、ネット環境も不要なので電波の届きにくい場所で運用するのにも向いています。
しかし、映像の切り替えにはUSBを差し替えるなどして新しいデータを読み込ませる必要があるため、複数のデジタルサイネージを導入する場合には、運用の手間が増えてしまいます。
ネットワーク型
ネットワーク型は、ディスプレイをネットに接続して、自社のサーバーやクラウドサーバーから映像を配信するタイプです。
ネットを経由して1箇所からまとめてディスプレイを操作できるのが特徴で、数多くのデジタルサイネージを効率的に運用するのに向いています。
情報の切り替えもスピーディーにできるため、タイムリー性の高い情報を発信するのにも便利です。
デジタルサイネージの活用方法(用途)
デジタルサイネージの活用方法を解説します。
一般的にどのような用途で使われているのかを把握していきましょう。
商品やサービスの広告を配信する
デジタルサイネージの最も一般的な活用方法が、商品やサービスの宣伝活動です。
飲食店の店頭にデジタルサイネージを設置して、メニューを表示したり、スーパーやコンビニなどの店内に設置して商品の広告として使ったりなどの活用ができます。
動画を使った訴求力の高い情報発信ができる上に、利用者の動線を意識しながら効果的な場所に設置できます。
新店舗や新商品、セールなどの販促活動を行う
新店舗や新商品の情報をデジタルサイネージで大々的に発信したり、タイムセールなどのタイムリー性の高い情報を流したりするのも効果的です。
映像や音を用いて訴求力の高い発信が可能なので、デジタルサイネージを見た人の購買意欲を高められます。
施設の案内や交通機関の運行状況などの情報を提供する
駅の構内や商業施設などで利用者に対して情報提供を行うデジタルサイネージもあります。
施設全体のフロアマップが見れたり、電車の遅延や天候などのリアルタイムな情報が発信できたりするなど利便性の高い使い方です。
施設の雰囲気に合った空間を演出する
テーマパークなどではデジタルサイネージを空間演出に用いることもあります。
ディスプレイやプロジェクターを使って場所に応じた映像を流すことで、魅力的な空間を作り上げることができます。
オフィスに設置して情報を共有する
広告で使われるイメージが強いデジタルサイネージですが、オフィスの中で情報共有を目的に使われるケースもあります。
受付ロビーやエレベーターの近くなど、社員の動線となっている場所に設置すれば、効率的な情報共有が可能になります。
デジタルサイネージのメリット
デジタルサイネージのメリットを解説します。
導入によってどのような効果が得られるのか、実際に使っているところをイメージしながらご覧になってください。
動画を使った訴求力の高い情報発信ができる
静止画や写真よりも動きのある動画を用いた情報発信の方が、視認性が高く人を惹きつけられます。
伝えたいメッセージを短い時間で盛り込むことができるため、コンテンツのクオリティと共に訴求力の高い情報発信が可能です。
情報の切り替えや更新に手間がかからない
ポスターやチラシのように情報を更新するのに張り替えや印刷などの手間がかからない点も魅力です。
デジタルサイネージならデータを切り替えるだけで情報の更新ができるため、手間やコストの削減にも繋げられます。
タイムリー性の高い情報が表示できる
情報の更新が容易にできる特性を活かして、タイムリー性の高い情報の発信にも使えます。
タイムセールが始まるのに合わせて流す情報を差し替えたり、深夜の時間帯に終電の情報を発信するなど、状況に応じた発信が可能です。
情報提供によってサービス向上が可能
施設の案内や交通状況、天気情報など、さまざまな情報を提供することで利便性を高めることができます。
その他にも、多言語対応することでインバウンド客にさまざまな情報を提供して満足度を高める使い方もあります。
デジタルサイネージの価格相場
デジタルサイネージの導入にどれぐらいの費用がかかるのかを解説します。
初期費用や運用費用の相場を把握した上で、導入するかどうかを決めてみてください。
初期費用
デジタルサイネージの主な初期費用には、コンテンツを流すためのディスプレイや、コンテンツを再生するためのUSB(記録メディア)が挙げられます。
ディスプレイには、屋内用と屋外用の2つがあり、雨風に晒されても故障しにくい屋外用のディスプレイはやや高くなっています。
| 屋内用ディスプレイ | 10万~50万円 |
| 屋外用ディスプレイ | 50万~300万円 |
ただし、タッチパネル機能や大型ディスプレイを使う場合は、さらに高額になる可能性があります。
再生機器はUSBであれば数千円で済みますが、STB(セットトップボックス)を使う場合には3〜30万円程度かかります。
その他にも、コンテンツの配信スケジュールを管理するためのシステム(CMS)の利用料に月額数千円〜1万円ほどかかります。
運用費用
デジタルサイネージの運用費用には、配信するコンテンツの制作費やディスプレイなどのメンテナンス費用が挙げられます。
コンテンツの企画・制作は、自社制作か外注するかで費用が大きく異なります。
| 自社制作 | 1万〜5万円 |
| 制作会社に外注 | 20万〜50万円 |
メンテナンス費用は1,000~10,000円/月とそれほど高くはありませんが、コンテンツ制作で運用コストが大きく変わるので、導入前に制作方針を固めておきましょう。
デジタルサイネージの費用を安く抑えるには?
デジタルサイネージの費用を抑える方法としては以下の2つが考えられます。
・ディスプレイをレンタルする
・コンテンツを自社制作する
期間限定でデジタルサイネージを設置するならディスプレイをレンタルして初期費用を抑えるのもおすすめです。
コンテンツ制作は自社でリソースを割けるかどうかが重要ですが、可能であれば費用はより抑えられます。
このように、予算に合わせてデジタルサイネージを導入することもできるので、今回の記事を参考にしながらデジタルサイネージを活用してみてください。
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