電子ペーパーの知見×看板業の技術。神戸ウォーターフロントの観光案内サイネージを夜間視認性向上・デザイン改良
電子ペーパー公共施設
施工場所:神戸ウォーターフロント(兵庫県)
神戸市の新たなランドマーク「GLION ARENA KOBE」北側の路上変圧器上に設置された、カラー電子ペーパー採用の次世代観光案内サイネージの改良を行いました。
路上変圧器上のスペースをサイネージとして活用し、周辺のMAP表示や施設情報を掲載、QR・NFCを介したチケット購入などができ、神戸ウォーターフロントエリアの新たな観光促進の拠点として実証実験が行われています。しかし、「夜間の視認性が低く内容が見えにくい」「いかに通行人の興味を引くか」という課題があり、実用性とアイキャッチ性の向上が求められていました。
当社では「スマートバス停(電子ペーパー時刻表)」など様々な電子ペーパーサイネージを製作・施工した豊富な実績から、電子ペーパー特有の反射特性や夜間における視認性の課題について、深い知見とノウハウを有しています。
今回はその経験を活かし、改良案の提案から設計、サインデザイン、現地での改良工事まで、強みを凝縮した自社一貫体制でプロジェクトを完遂しました。




【改良ポイント】
- 外照灯による視認性の劇的向上 筐体内部からの照明を廃止し、上部および下部に外照灯を新設。外側から均一に照らすことで、夜間でもカラー電子ペーパーの表示を鮮明にしました。
- 内照式デザインへの変更 側面および正面の「INFORMATION」「MAP/GUIDE」の文字を内照式サインへ。夜間の存在感を高め、遠くからでも案内拠点であることを認識しやすくしました。
- UX(ユーザー体験)に基づいたNFCリーダーの改善 スマホをかざしやすいようリーダー部に傾斜をつけ、発光機能を搭載。夜間でも操作迷いを防ぐ親切設計を施しました。
- 景観条例と調和する「電球色」の演出 照明は温かみのある電球色を採用。緩急をつけた発光(フェード)を取り入れることで、神戸の街並みに調和しながらも、自然と視界に入る「発見しやすさ」を追求しました。
以上の改良から、電子ペーパーの特性を熟知した設計と、街の景観を彩るサインデザインを融合させることで、夜間の観光案内機能を最大化。GLION ARENA KOBE周辺を訪れる来場者の利便性と回遊性の向上に大きく寄与しています。




