尾道の魅⼒を遊びながら体感できる新しい囲碁セット『onogo』 尾道市⽴⼤学学⽣のデザイン原案を採⽤し、製品化へ

<概要>
⾃社の材料端材や新規商材開発⼒を活かした地域振興商品として、美術学科デザインコース4年⽣(制作当時3 年⽣)・村上桃花さんが制作した囲碁セット『onogo(オノゴ)』のデザイン原案を提供いただき、製品化に向けた取り組みを開始いたしました。
本製品には、コロナ禍で⾶沫感染対策として⼤量導⼊されたアクリルパーテーションの⼀部を、廃棄せずリサイクル素材として再活⽤します。感染症対策に役⽴った素材に新たな役割を持たせ、地域⽂化の継承や創造的な学びと結びつけることで、持続可能な循環型ものづくりの実現を⽬指しています。また、本プロジェクトは、地域や教育機関と連携し、学⽣が地域の魅⼒や課題をデザインの⼒で捉え直すことから始まりました。地域に根差した企業として、次世代を担う若者たちとともに商品開発に取り組むのは当社として初の試みです。
■製品について
デザイン原案は、美術学科デザインコースの3 年⽣19 名による「「デザイン×私のまち」地域プレゼンテーション課題」において、尾道市や学⽣⾃⾝の出⾝地をテーマに、それぞれがデザインの視点から地域の課題解決や新たな提案を⾏った作品のひとつです。
『onogo』は、尾道市因島出⾝の囲碁棋⼠・本因坊秀策の歴史と、尾道が持つ独⾃の⽂化や⾵景を融合させた初⼼者向け囲碁セットです。従来の囲碁に対する「難しそう」「年配の⼈向け」といったイメージを払拭し、若い世代でも気軽に触れられるよう、ギミックカードやストーリー性のあるパンフレットなどを通じて“遊びながら尾道を感じ、学ぶ”という新しい体験を提供します。
当社は、地元資源を活かしたモノづくりを進めるとともに、地域で学ぶ学⽣たちの創造⼒や視点に着⽬し、地域との協働による魅⼒ある地元づくりに注⼒しています。若者が⼀度社会に出た後も「またこの地域で働きたい」と思えるような、持続可能で誇れる地域の実現を⽬指して、今後もこうした取り組みを積極的に展開してまいります。
製品の詳細や販売情報については、当社ホームページおよびInstagram にて随時発信してまいります。ご購⼊やお取り扱いにご興味のある方は、ぜひ下記までお問い合わせください。
【本件に関する問合せ先】
株式会社タテイシ広美社 営業部 天野 TEL: 0847-43-4886
MAIL: toiawase̲01@t-kobisha.co.jp