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神石高原町新庁舎 新築に伴うサイン工事

施工場所:広島県神石高原町

神石高原町新庁舎 新築に伴うサイン工事


2021年10月14日に開庁した神石高原町新庁舎(広島県神石郡神石高原町)のサイン工事を行いました。

庁舎を訪れる方の多くは初めて施設を利用する方なので、「どこに行けばいいのか」がすぐに分かるようなサインであることが
大事です。
誰もが見やすい大きさの文字サイズや、庁舎のエリア毎に色を設定することで、目的地が直感的に分かるようなユニバーサルデザインを念頭に計画を行いました。

外壁の施設名称サインから内部のフロアマップ、議会表示、各部屋のピクトサインに至るまで、
まるまる1棟分のサインを手がけました。



                                                
<経済リポート 2021年11月01日号掲載>
神石高原町 新庁舎
広島県神石高原町小畠1701
電0847・89・3330



約1万㎡の敷地内に、建築面積約2400㎡の鉄筋コンクリート造2階建ての新庁舎が10月14日に開庁した。総事業費は25億円。これまで、各所に分散していた保健福祉センターや教育委員会などの行政機能を1カ所に集めて町民の利便性を図った。

深い庇のある勾配屋根で積雪に備え、2階バルコニーを設けたことで、建物周囲の通路への落雪を防ぎ、安全に配慮した。電気代などのランニングコストを低減させるため、西日を和らげる縦ルーバーを外装に取り入れ、設備だけに頼らないデザイン設計を施した。内装には町内産木材などを使用し、温かみのある雰囲気に仕上げている。
機能的で誰もが利用しやすい庁舎として、思いやり駐車場を屋根付きにしたほか、庁舎内の案内表示はわかりやすく色分けしたデザインを採用し、バリアフリーだけでなく、ユニバーサルデザインにも配慮している。