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『経済リポート』に弊社のVR見学職場体験が掲載されました

経済リポートに、弊社の「VR見学職場体験」が掲載されました。


同市立府中明郷学園にて 、昨年中止した職場体験学習の代わりに、IT環境を活用した体験学習 「VR(仮想現実)工場見学」を行いました。 全方向を映す特殊なカメラを使って見学ルートを撮影して巡り、10分程度の動画にし、生徒達は端末を通して工場内を見学。 端末は「タッチパネル」仕様で、指で押さえ画面を動かすだけで、自分の見たい部分を拡大したり、角度を変えたり、見学を楽しんでいました。これを機に、コロナ下で実施が難しくなっている体験学習の機会の創出や、地域の産業観光の発展に貢献できればと思います。


以下記事同文

360度動画でVR見学職場体験への理解深める

 府中市は昨秋、「PC端末を様々な場面で活用して主体的・対話的で深い学び」の現実を目指す府中「GIGAスクール構想」に基づき、全小中学校・義務教育学校の児童生徒全員に1人1台のPC端末を貸与した。 端末を活用した授業が現在各校で行われている。

 その中で同市立府中明郷学園は3月18日、(株)タテイシ広美社(同市河南町114、立石良典社長、電0847-43-4886、) (https://t-kobisha.co.jp/)と髙橋工芸社(株)(同市高木町)の2社に協力を仰ぎ、7年生(現8年生=中学2年生、35人)が「VR(仮想現実)工場見学」を行った。 昨年中止した職場体験学習の代わりに、IT環境を活用した体験学習を企画した。

 全方向を映す特殊なカメラを使って見学ルートを撮影して巡り、10分程度の動画にした。
タテイシ広美社では、同校のCS(コミュニティ・スクール)会長でもある立石克昭会長が解説し、生徒達は端末を通して工場内を見学した。 端末は画面上を指などでタッチするだけで操作できる「タッチパネル」仕様で、指で押さえ画面を動かすだけで、自分の見たい部分を拡大したり、角度を変えたり、自由に見たいものが見られる。 髙橋工芸も同様に、生徒たちは思い思いに興味の向くところにズームしながら見学を楽しんだ。

 同校は「キャリア教育の充実を中核したカリキュラム開発事業」指定校(広島県)で、7年生時に総合的な学習の時間を使って(模擬)会社経営に取り組んでいる。 起業体験によって生徒の課題解決能力を育むことや、地元企業のことをよく知る機会としたい考えで、地域ぐるみで子育てを行おうとするコミュニティスクール(CS)の関わり方の一つとして、立石会長が同学区のCS創設時から取り組んできた。 今年度で3年目で、クラス内に社長や副社長、企画・広報・製作・経理・営業などの部署を設け役職を付けて行う。 そのためか今回のVR見学会では、工場運営のノウハウや「分業化」についてなど、会社経営につながる具体的な質問が多かったという。

立石会長の話

「VR見学は3密が防げることのほか、現場までの交通費や時間、安全誘導のための負担などがなくなるので効率的であり、設備の配置や職人の手業などを興味の向くまま‟自由に”見られるという点で優れています。また世界中どこででも、何度でも、府中の産業観光ができます。子ども達の反応を見ても、興味深く意義深い学びができたようです。コロナ禍が終息してもこの活動は続けるべきだと思います。」