中小企業家しんぶん『全国5万名会員の実現を』に
弊社会長が掲載されました
同友会の商品見本となって
広島同友会は、会員数2650名で全国第3位です。そして2018年度支部別増強において、広島東支部が49名純増で全国のトップとなりました。要因は、支部のリーダーが本気になっているということです。その本気が周りの人に伝わり、増強につながっています。そして一番は県の役員、トップがその気になるかどうかです。
もう一つ大きな力となったのは、広島信用金庫と提携を結んだことです。提携後、信用金庫の皆さんが同友会の例会などに参加いただくなかで、ぜひうちのお客さんにも同友会に入ってもらいたいと言ってくださり、すべての支店から、お客様を紹介いただいています。信用金庫の皆さんも広島をよくしたい、中小企業がよくなることが地域をよくすることにつながるという思いは同友会と同じです。
しかし、やはりトップのその気が一番大事です。広島同友会では全理事が会員増強を7月までに達成しようと取り組んでいます。今年度は7月時点では75%の達成率ですが、必ず早期に達成します。前年度は超過達成しました。理事がその気になり実績を上げてはじめて全会員に本気が伝わります。
支部、地区会からは「なんで増強を押しつけられるのか」「いい例会をしていれば会員は増えるのでは」などの声が出されます。その時は、支部長や理事の皆さんには「何のために増強するのか」を伝えてほしいとお願いしています。なぜ会員を増やすのか、それは広島をよくするためです。
今、地元の方々に地元の中小企業のことが知られていません。そのために若い人が中小企業になかなか来てくれません。中小企業の存在価値を地域の方々に知ってもらうわれわれの努力が足りないと思います。中小企業は、大企業ではできないことができます。中小企業のよさ、誇りを広げるために、会員を増やし、社員や地域のことを思うよい会社が一社でも地域で増えることが大事だと考えています。
広島では、炭が赤くなった状態を「いこる」と言います。炭がいこるまでは非常に時間がかかりますが、種火がいこらないと火は広がりません。毎月の県理事会で、最初に増強の話をする時間をつくります。聞き飽きたといわれるくらい話をしてはじめて伝わると思います。
最後に、同友会活動は、自らとわが社と地域をよくする活動です。理事は同友会に入ってよくなったと言える体現者、「同友会の商品見本」となって、同友会の魅力を広げることで、増強を進めましょう。