第1回『新事業AWARD制度』 (府中商工会議所主催)
新事業部門大賞を受賞
プレスリリース
2006年11月9日 朝日新聞
新たな事業展開や商品開発などを支援するため府中商工会議所が今年度新設した「新事業AWARD(表彰)制度」の受賞者が決まった。新規創業部門はアイエム(府中市広谷町)、新事業部門はタテイシ広美社(府中市河南町)がそれぞれ大賞に選ばれた。
新事業部門には会員企業21社が応募。将来大きな発展が期待される企業として、活動実績や成長性などが審査された。タテイシ広美社は、信号機や照明などさまざまな分野で用途が広がる発光ダイオード(LED)を使った文字情報の電光掲示板を開発し、個別注文に応じた製品を全国で販売している。サイトでの受注が多いことも、中小企業が全国規模で展開するビジネスモデルとして評価された。
立石克昭社長は「地域の雇用を守ることが中小企業の役割。成長しながら雇用の場を提供したい。」
審査委員長の堀尾斉正・広島大学教授は「小さな工場が他社にはまねできない技術、ノウハウを持っていたり、地域での雇用増などに経営者の強烈な思いがあったりして、産業のまち、府中市の懐の深さを実感した」としている。