お知らせ

経済レポート『ひと』に弊社社長が掲載されました。

弊社社長のインタビューが、2018年9月1日経済レポート1637号に掲載されました。


ファーストペンギンたれ

世界最先端の技術を開発

山積みされた課題を解決


屋内外看板のデザイン・設計・製作や、自社開発LED電光掲示板などを手掛けるタテイシ広美社。2代目社長として昨夏就任して以来増収増益を重ね、業績も過去最高を更新した。今後はさらに国際色豊かに、また防災の要となる新商品開発にも取り組んでいきたいと意気込んでいる。

―まさにロケットスタートですね

「戦略は大胆に、やることはコツコツと! というモットーを進めてきた結果、良い成果を出せたと思います。モノづくり補助金などの制度をフルに活用させて頂き、設備投資もしましたが、何より地元の皆様をはじめ、プロジェクトメンバーに恵まれたおかげだと思います」。

―この1年の成果とは

「東京五輪関連の受注が好調です。開催まであと何日かを表示する“デイカウンター”やゴールドスポンサー向けの看板など多く手掛けております。昨年の1千日前イベントや今年7月に行われた開催2年前イベントなどでもお仕事を頂きました。また弊社は今年世界最先端の技術を3つ獲得しました。世界最高水準の高精細LEDビジョンを凸版印刷と共同開発▽LED照明とナノ粒子プラスチックシートを組み合わせた世界唯一の自然光照明をイタリアのベンチャー企業と提携▽究極の省電力サイネージ、電子ペーパーサイネージのLPWA接続に成功。これにより、駅やバス停の無人化、さらに無人運転輸送機(BRT)などへの活用が期待されます。多くのIoT機器と互換性があり、世界中に市場があると考えています。22年までに50億台のデバイスがLPWAによってネットワーク接続されるといわれており、弊社の技術が山積みされた日本の課題を解決できるかもしれません。また職人技術・デザイン力による既存看板の改装・メンテナンス技術も高く評価されており、来年の西日本の銀行大統合に伴う看板一斉掛け替えプロジェクトへも参画します」

―社長としての思いを

「ファーストペンギンという言葉が好きです。群れで行動するペンギンの中で、魚を獲るために一番先に海に飛び込む、勇気ある1匹を指す言葉です。彼のおかげで後から続くペンギン達はリスク回避ができるのです」「社員にはいつも自分の頭で考えて、間違っていても良いから自分なりの解釈をしなさい、そして発信しなさい、と呼びかけます。それがまた次の原動力を生むのです。来年も新卒社員が4人入ります。彼らには“厳しい競争に怯まず、ファーストペンギンたれ!”と伝えます。これからも自ら先頭に立ち、そして社員の自立と豊かな幸せを実現し、地域社会に貢献していきたいと考えております」。


▽㈱タテイシ広美社=府中市河南町114 TEL 0847-43-4886

▽立石良典=77年8月9日生まれ。96年、愛知県立新川高校卒。同年南山大学入学。在学中、1年間の北京師範大学へ留学のほか、海外20ヶ国以上を訪問。01年に南山大学卒。01―04年日本鋼管企画部経理室、04―06年JFEスチール鋼材輸出部、06―14年凸版印刷(08―13年上海凸版広告有限公司駐在)、14年から現在タテイシ広美社。17年7月に社長就任。