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令和8年2月18日 08.08号

以下同文
手作りカーで砂埃舞う桜が丘
第17回 EV&ゼロハンレース
今年で17回目を迎える「全日本EV&ゼロハンレースin府中大会」(立石克昭会長)が14、15日に桜が丘グラウンドで開催された。
大会は50ccの手作りカー「ゼロハンカー」やEVカーで全長300mを周回するダートトライアルレースで、将来の技術者を志す学生に機会を提供し、産業の発展・振興に資する人材を育成することを目的としており、一般参加者と学生との交流も狙っている。
今年は東京や京都、香川県など全国から、学生の部(高校・大学生)や一般の部合わせて55台が集結し、マシンや走行の技術を競い合った。 最後に行われた学生部門の決勝では、コースから外れて転倒するというトラブルも起こったが、全車力走を見せた。
府中市では、府中東高校から都市システム科の2年生が「東雲式GT」(松井白琥斗君、新市町)と「パンダGT」(有地康二君、高木町)の2台で参加。 2台とも予選の際、エンジントラブルに見舞われ、東雲式はリタイヤ、パンダはゴールしたが時間切れとなった。 古い中古エンジンをだましだまし使っている関係で、12月に行われた岡山大会でも結果が出せなかったという。 「部員も2人しかおらず、来年に向けて部員を増やしたいし、エンジンも良いものは7~8万円するので寄付を募って用意し、結果が出せるよう頑張りたい」と意気込んでいる。
また、手づくりカー部門では、福山能開短大がアルミの金属塊から削り出してエンジンを自作して参加。 府中焼きを運転席の両サイドにあしらった「府中焼き号」は、デザイン賞を受賞した。 沖田韻君(2年生)ら4人で制作し、「ネギなど細かいパーツが零れ落ちるので、接着剤などでコーティングしました」と苦労話を語った。
各部門でのレース結果を踏まえた、各賞の発表は以下の通り。 総合1位=香川県立坂出工業高「SAKAKO EV Special」、2位=おかやま山陽高校「山陽スピード2号」、3位=おかやま山陽高校「山陽スピード3号」 。
一般部門では、いちかわサイクル「ニューしまなみ号」が優勝した。
なお、いちかわサイクルの市河隆夫さんはホンダの元テストライダーで3連覇を果たし、「年齢は70歳。まだまだ続けていこうと思います。私を追い越せる型をお待ちします」と笑いながら宣言した。
ラップタイム賞=(一般) ニューしまなみ号(28秒77)、(学生) 広島市工自動車部「広島市工プロフィア400R」(30秒90)。
手づくり部門優勝=303福山能開短大「Leggero」、EV部門優勝=SAKAKO EV Special、学生レース部門優勝=山陽スピード2号。特別賞のベストドライバー賞=福山工業高校「F-TEC」、ベストピット賞=神辺高校、デザイン賞=府中焼き号。