『onogo』が中国新聞に掲載されました!
中国新聞 12月10日 朝刊

以下同文
尾道の市技 「囲碁」 おしゃれに
瀬戸内イメージ onogo 市立大生がセット考案
尾道市の市技「囲碁」の魅力を広めようと、市立大美術学科4年の村上桃花さん(21)がモダンなデザインの囲碁セット「onogo」を考案、商品化された。瀬戸内海をイメージしたおしゃれな碁盤に、因島出身の幕末の名手本因坊秀策にちなんだカードを付けるなど親しみやすく仕上げた。「年配向けで難しいというイメージを払拭し、若い人が始めるきっかけになれば」と語る。(余村泰樹)
基盤はアクリル製で、尾道水道のきらめく水面と瀬戸内の島々のシートを差し替えることで2種類のデザインを楽しめる。本格的な19路盤ではなく、初心者向けに入門用の7路盤とした。
ゲーム性を高める工夫も凝らす。秀策の一手で動揺した相手の耳が赤くなった「耳赤一局」の逸話などとともに「相手の碁石を一つ捨てそこに自分の石を置く」「相手の手番をスキップする」との効果を記したカードを考案。秀策の生涯や囲碁のルールが分かるパンフレットも付けている。 村上さんは同市出身。
秀策が登場する人気漫画「ヒカルの碁」を幼少期に読み、放課後児童クラブで近所の高齢者から初心者向けの石取りゲームを習うなど囲碁は身近だった。ただ本格的なルールは難しそうとのイメージもあり、大学に入って習うまで知らなかった。
大学3年の授業で、デザインの視点で地域に新たな提案をする課題が出た際、囲碁に着目した。知人や住民、観光客の計約200人にアンケートすると、囲碁を打った経験のある人は4割。市技であることや秀策を知っているのは3割ほどで認知度は低かった。
「おしゃれなビジュアルでインテリアとしても成り立つデザインにした。尾道の囲碁がもっと盛り上がるきっかけになれば」と村上さん。3月の課題発表会で最優秀賞に輝き、看板製作のタテイシ広美社(府中市河南町)が商品化した。
千セットを作り、同社のオンラインストアなどで5950円で販売している。
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