お知らせ

先進地・府中市の立石克昭さんが講演 尾道新聞2024年2月8日号に掲載されました

尾道新聞
2024年2月8日号


<以下記事同文>

先進地・府中市の立石克昭さんが講演
コミュニティスクール学習会

浦崎地域学校運営 協議会は4日、府中市立府中明郷学園学校運営協議会会長の立石克昭さんを講師に招いたコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)学習会を、 浦崎公民館で開催した。

コミュニティ・スクー ル (CS)は、学校と保護者、地域の人々が力を合わせて子どもたちがすくすくと育つ環境づくりに取り組むもので、浦崎町では2年前 からスタートした。 このたびはそんな CSについて理解を深める機会となるよう、 その先進地である府中市から立石克昭さんを招いたもの。

学習会には浦崎町内外から50名ほどが参加し、立石さんの講演に耳を傾け、CSの 取り組みを学んだ。 立石さんは「持続可能な地域を作るには子どもが大事ですボランティアではなく地域への投資と捉えて活動しています」と話し、中学生が模擬会社を作り、地元企業と協働して製品開発・販売をしたり、協議会の組織改編、地域の祭りへの子どもたちの参画などさまざまな事例を紹介。

また、備後弁で炭に赤々と火がついた状態を指す「いこる」とい 言葉を使い、「炭が私たちで、いこるところに人は集まります。良い 出会い、地域の活性化 質疑応答の時間に参加者から積極的に感想や意見が寄せられた。

地域の参加者は「講演を聞いてますます地域で協力しなければと思いました」と話した。

浦崎地域CSのコー ディネーターを務め、 学習会を企画した浦崎公民館の生田洋司 館長は「CSを大事に、 浦崎町の地域づくりの一つの柱にしていきたいと思います。学習会をやって良かったです。浦崎だけでなく、向島や吉和、御調からも 参加があり、尾道全体でこのような活動が活発になればと思います」と話した。