お知らせ

『経済リポート』2022年10月1日号~KY活動支援サービス「現場守」~

以下記事同文

KY活動支援サービス「現場守」
 ~スマホアプリで効率的に確認~

利用料は1項目あたり20円のみ

 LEDを活用した電光掲示板や屋内外看板などを手がける㈱タテイシ広美社(府中市河南町114、立石良典社長、電0847・43・4886)はこのほど、電子部材から玩具、通販事業まで幅広く扱う商社㈱トッパン・コスモ(東京都)と共同で、看板施工現場におけるKY活動(危険予知活動)のDX化と業務効率化を支援するKY活動支援サービス「現場守(げんばもり)」を開発し、販売を始めた。わかりやすい確認・管理フローで漏れを防ぎ、確実な安全チェックの実施を支援する。

 現場守は、施工現場のワークフローの中で特に重要な安全管理工程であるKY活動を中心とする機能に特化したスマートフォン向けアプリ。トッパン・コスモがリリースする、業務効率化・見える化を実現するクラウドDXサービス「MITATEⓇ」 をベースに、タテイシ広美社が看板施工現場のノウハウを提供して開発した。

 作業前には「セルフチェック」「作業内容」「危険ポイントと安全チェック」、作業後は「顧客満足度チェック」や「振り返りチェック」などの項目があり、作業中の休憩取得状況や管理データ検索など、現場でのコンプライアンス管理や品質管理に役立つ機能が盛り込まれている。画面上では、現場名や参加メンバー、チェック項目がわかりやすく並べられ、その場でチェックしていくだけ(記入時間も記録される)。項目は他に増やすこともでき、データはCSVで書き出し保管することもできる。

 初期費用・月額使用料は無料で、利用料金は、使った分だけ(1項目あたり税別20円)ということが特徴。

 立石社長(45)の話「KYアプリを実施することでまずは自社社員の事故を未然に防ぐことが第一。さらには、KY活動をきちんと実施することが看板設置業者の地位向上に繋がると、開発を進めました。本アプリはエビデンスを必要とする保険会社様からも注目されており、同時に保険料の低減化などコスト削減にも繋がれば」。