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『総合報道』2022年1月15日号~有機薄膜太陽電池を利用タペストリーを開発~

以下記事同文

有機薄膜太陽電池を利用 タペストリーを開発

㈱タテイシ広美社は、㈱MORESCO、㈱東海理化クリエイトと共同で、有機薄膜太陽電池(以下OPV)を利用したタペストリー「PRICELL」を開発、昨年12月から販売した。

 同社を含めた3社は、OPVの薄くて軽く、曲げられる特性を生かし、簡単に設置でき、かつ屋内でも発電可能な特長から「PRICELL」を開発した。

 新製品は、デザインなどを印刷したOPVをタペストリーとして使用できるほか、装飾品として優れているだけでなく、太陽光で発電した電力をタペストリー用照明などのエネルギーで使用可能。
また、印刷対象や色、サイズなどを選択できるので、使用環境や目的に合わせ、オーダーメイド作成できるなど様々な場所に設置可能だという。

 加えて、OPVは従来のシリコン太陽電池に比べ、製造時に発生する二酸化炭素量が約5分の1と非常に少なく、太陽電池の中でもエコな商材なのも特長だ。

 販売を考えている規格サイズは長さ1070×幅330ミリ、630ミリの2種類。価格はオープン。

 上記3社は、OPVの低炭素化製品の普及活動を通じて持続可能な社会に対して貢献していきたい考えだ。

【問い合わせ】
 ㈱タテイシ広美社 営業部 ☎0847-43-4886